今回の猫種は人気の「ロシアンブルー」について特徴や性格をご紹介していきます。
顔もシュッとしてるし、その佇まいからエレガントなイメージを持っているのは私だけではないはず。
その人気から飼われている数も多いと思いますが、これから飼おうかなと思っている方へ参考にしていただけたらと思います。
ロシアンブルーの歴史
ロシアンブルーの歴史は諸説ありますがロシア北部のアルハンゲル島が原産と考えられています。
その後1860年代にイギリスや北欧に渡ったとされ、1870年代にはキャットショーなどでも人気の猫種だったようです。
第二次世界大戦頃には数が激減して絶滅の危機だった時もあった様ですが「ブリティッシュショートヘア」や「シャム猫」と異種交配する事で途絶える事なく今に至っています。
危ないトコだったね。
ロシアンブルーの特徴
ロシアンブルーの特徴は何と言っても名前の由来にもなっているアッシュブルーな毛並みですよね。
被毛は短毛ですが「ダブルコート」と言って「アンダーコート」と「トップコート」の二重構造になっています。
毛質はとても細いのですがアンダーコートはかなり密集していてシャンプーの時に地肌を濡らす事ができない程で、これが寒さに強い要因の様です。
ロシアだけに寒いのへっちゃらなのね。
そしてエメラルドグリーンの瞳と三角形の頭も特徴的で、スリムな体系ですが筋肉質でしなやかな体つきをしています。
ロシアンブルーに多い性格
続いてロシアンブルーはどんな性格の子が多いのか見ていきましょう。
・穏やかで大人しくあまり鳴かない
・人見知りが激しく警戒心が強い
・飼い主に従順
ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」と言われる事もある程あまり鳴かない猫として知られています。
穏やかな性格ですが警戒心は強いので仲良くなるのにちょっと時間がかかるかもしれません。
ただ信頼関係ができるととても従順で犬と比べて忠誠心が低いなんて言われがちな猫の中では珍しく忠実な子が多いみたいです。
ロシアンブルーに多い病気
次にロシアンブルーに比較的多い病気を見ていきましょう。
尿路結石
尿路結石はロシアンブルーだけではなく猫全般に多い病気ではありますが気を付けたいところですね。
ただ普段からフードなどで予防する事は出来るところなので色々なフードを試して合うフードを見つけたいところです。
ポイントはミネラル成分のバランスでコチラに詳しくまとめてあります。
糖尿病
通常は血液中の糖がインスリンによって細胞内に取り込まれて各臓器を動かすエネルギーとして使われますが、糖尿病の場合はインスリンが「足りない」とか「正常に働かない」ことで糖を取り込む事ができない状態になってしまいます。
その為、血液中の糖の濃度は増えてしまい、逆に細胞内の糖は足りないと言う状況になってしまうんです。
糖尿病になってしまうと他の病気を併発しやすくなるので気を付けなくてはいけません。
肥満ぎみなにゃんこは糖尿病リスクが高くなるので、肥満にならないようによく遊んであげる様にしましょう。
まとめ
ロシアンブルーは無口な子が多いので体調の変化に気が付いてあげられる様に普段からチェックしてあげたいところですね。
とても飼いやすい猫種なので初めて猫を飼う方にもおすすめです。
家にロシアンブルーがいるとちょっと気品が漂う雰囲気になるかもですね。
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