猫が食べてはいけないもの20選【保存版】

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猫が食べてはいけないもの20選【保存版】

人間にとっては美味しい食べ物でも、猫にとっては有害で食べてはいけないものが沢山あります。

知らずに食べてしまって取り返しのつかない事になってしまっては大変なので事前に覚えておきましょう。

猫の誤飲で多い洗剤や人間用の薬、あとお酒などは言うまでもなく与えてはいけないものなので今回は記載していません。

何故、猫は食べてはいけないものなのかと言う理由と合わせてジャンル別にまとめています。

 

 

1.食べてはいけないものその1:野菜

野菜

まず最初の猫が食べてはいけないものは野菜です。

ただ野菜と言っても色々な野菜があり、猫が食べても害のない野菜もあります。

ですが食べると死に至るような危険性のある野菜もあるのでしっかりチェックしておきましょう。

 

1-1:玉ねぎ・長ねぎ・にら・にんにく

野菜の中でも特にリスクの高い物がネギ類です。

ねぎとにらとニンニクは別物のようなイメージがあると思いますが、実は同じ「ヒガンバナ科ネギ属の多年草」です。

これらの物を食べると含まれている成分が猫の血液中のヘモグロビン・赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こして「ねぎ中毒」になります。

この毒性は過熱してもなくならない為、ハンバーグやコロッケ、から揚げ(オニオンパウダーなどが使われている可能性あり)なども与える前に注意が必要です。

 

1-2:ほうれん草・春菊

ほうれん草や春菊などのアクの強い野菜は「シュウ酸」と言う成分が含まれており、シュウ酸カルシウムが出来やすくなる事から尿路結石のリスクが高まります。

茹でてから水にさらすとアクが抜けるので、生で食べるよりは結石リスクが低くなりますが無理に食べさせる必要はないと思います。

 

1-3:ジャガイモの芽

ジャガイモは水溶性の食物繊維の為、消化に良く便秘がちのにゃんこにはいい食材です。

ただ皮や芽にはソラニンといわれる成分があり、嘔吐や下痢を伴う胃腸炎だったり大量に摂取すると腸閉塞や意識障害を引き起こす事もあります。

また炭水化物過多により肥満、糖尿病の原因になる事もあるので摂りすぎは注意です。

 

2.食べてはいけないものその2:魚介類

魚介類

「お魚くわえたどら猫追っかけて」と言う歌がすり込まれているせいで「猫の好物=魚」というイメージがあるかもしれませんが、魚を与える時も注意が必要です。

魚介類全般で注意が必要な物もあるので見ていきましょう。

 

2-1:アワビ・トコブシ・トリ貝・サザエ

生の貝類に含まれるピロフェオホルバイドaと言う成分が「光線過敏症」と言う病気の原因となります。

血液中に取り込まれた成分が日光に当たる事で紫外線と反応し、皮膚の炎症を引き起こします。

猫は全身を毛に覆われているので体には症状が出にくいのですが、耳は毛が少なく毛細血管も集中しているので腫れや発疹と言った症状が出やすい場所です。

酷くなると痒みから耳を掻きむしり、傷口から感染症、耳の壊死へと進んでしまう事もあります。

 

2-2:サンマ・サバ・イワシ・アジ・マグロ

まず生の状態だとサンマやサバなどの青魚にはアニサキスと言う寄生虫がいる事があり、こいつが胃や腸で刺入してアニサキス症と言う食中毒を引き起こします。

これは人間でもよくありますが実際になった事がある方に聞くとめちゃくちゃ痛いらしいです。

加熱(60°で1分)には弱いのですがちょっとやそっとの冷凍(-20°からでも復活してきます)では死滅しないので気を付けましょう。

ただ加熱したとしても青魚やマグロには「不飽和脂肪酸」と言う成分が豊富に含まれており、この不飽和脂肪酸を分解する為に大量のビタミンEを消費する事になり黄色脂肪症(イエローファット)を引き起こします。

腹部の脂肪が炎症をおこし、痛みやしこりができると言った症状があります。

 

2-3:生のエビ・カニ

肉食である猫はタンパク質を主たる栄養素として必要としていますが、安価なフードの場合は炭水化物の比率が高い事があります。

炭水化物(糖質)をエネルギーに変える為にはビタミンB1が必要になるので、フードによっては沢山のビタミンB1を摂取しなくてはいけなくなります。

ですが生のエビやカニに含まれるチアミナーゼと言う成分がビタミンB1を分解してしまうので、ビタミンB1の欠乏→食欲低下、手足のしびれ、嘔吐、骨の変形などの症状が出てしまうのです。

 

2-4:生のイカ・タコ

まず生のイカには青魚と同じようにアニサキスが寄生している事がよくありますし、イカ・タコ共にエビ・カニと同じようにチアミナーゼを含んでおりビタミンB1への作用があります。

因みにチアミナーゼは熱に弱く加熱する事でビタミンB1への作用は心配なくなりますが、元々イカやタコは消化しにくい食材なので大量に与えるのは避けましょう。

 

2-5:鰹節・わかめ・海苔

これらの物に共通して言える事は塩分やミネラルの取りすぎになってしまうリスクがあるという事です。

カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム等のミネラル成分が豊富に含まれており、これらはもちろん猫にとっても必要な栄養素なんですが重要なのはそのバランスです。

ミネラルバランスが崩れてしまうと尿路結石のリスクが高くなってしまうので、食べてすぐに害があるという事ではないのですが取り過ぎに気を付けましょうという事です。

猫に多い尿路結石についてはコチラの記事に詳しくまとめてあります。

 

3.食べてはいけないものその3:果物

果物

続いてはあまり猫が食べるイメージがないかもしれませんが果物についてお伝えしていきます。

うちのゆっちゃんも実はイチゴが好きで、たまに子供たちが食べている時にちょっとだけちぎってあげたりしています。

イチゴは少量であれば問題ありませんが中には少量でも危険なものもありますので注意が必要です。

 

3-1:アボカド

アボカドは栄養価が高い食べ物として有名ですがペルシンと言う成分が含まれており、それが原因でアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

実はアボカドには沢山の品種があり、品種によってペルシンの含有量は様々ですが日本で主に流通しているグアテマラ系の品種はペルシンの含有量が多いと言われています。

アボカドを食べてしまうとその量によって嘔吐や下痢、呼吸困難などの中毒症状を引き起こす事があります。

そしてペルシンによる中毒はアボカドの実だけではなく、葉を食べても同じ様な影響が出てしまうので観葉植物として育てている場合も食べてしまう事が無いように気を付けましょう。

 

3-2:パパイヤ・マンゴー

パパイヤに含まれる「パパイン」と言う成分とマンゴーに含まれる「カルドール」と言う成分が、それぞれアレルギー反応を引き起こし口内の炎症、腫れ、呼吸困難と言った症状がでます。

パパイヤとマンゴーは猫だけではなく人間でもアレルギー反応が出てしまう方が多い果物だと思います。

 

3-3:イチジク

イチジクは「フラノクマリン」と言う成分が含まれており、これが嘔吐や口内の炎症を引き起こします。

更にイチジクを食べなくても皮や葉に触れてもかぶれてしまう事がありますので、猫が近づいてしまわない様に注意しなくてはいけません。

 

3-4:ぶどう・レーズン

果物の中で特にリスクの高いものがぶどうやレーズンになります。

ただぶどうやレーズンに含まれているどの成分が原因なのかはよくわかっていないのですが、実際にアメリカの臨床結果でぶどうを食べた犬が下痢、嘔吐をともなう急性腎不全で死に至ったという事例報告があります。

ぶどうの実よりも皮に危険な成分が多い事、レーズンの方が成分が凝縮していてより危険な事は分かっています。

 

4.食べてはいけないものその4:その他

チョコレート

ここまで野菜、魚介類、果物と見てきましたがそれ以外のジャンルにも猫が食べてはいけないものがありますので、こちらではその他の食べ物をまとめてみました。

意外なものもあり、もし気付かずに今与えているものがあった場合はすぐにやめましょう。

 

4-1:チョコレート

チョコレートに含まれる「テオブロミン」と言う成分は原料のカカオの苦味成分で、脳を興奮させたり利尿作用があると言われています。

猫はこのテオブロミンを分解したり排出する事ができないので、一度に沢山食べなくても少しずつ食べる事で蓄積されていき中毒症状を引き起こしてしまいます。

同じチョコレートでもミルクチョコレートよりもビターチョコレートの方がテオブロミンの含有量は多いので、最近流行りのカカオ95%などのチョコレートの方がよりリスクが高いと言えます。

症状としては嘔吐、下痢、不整脈や重篤化すると昏睡状態になってしまう可能性もあります。

 

4-2:クルミ・アーモンド・ピーナッツ

ナッツ類は全般的に栄養価は高いのですが消化不良を起こしやすいので猫の餌やおやつには向いていません。

更に脂質が多い事から嘔吐や下痢、肥満の原因になってしまう可能性があります。

少量であれば問題ないかもしれませんが、わざわざリスクを冒してまで与えなければいけない理由は無いと思います。

 

4-3:ドッグフード

これは犬と一緒に猫を飼っているケースでよく聞く話ですが、猫がドッグフードを食べてしまう事って結構あるようです。

ドッグフードに何か猫の害になるような成分が含まれているのか?と言うとそれはありませんので多少食べてもすぐに悪影響が出る事はありません。

ただドッグフードとキャットフードで決定的に違うのは、猫の必須アミノ酸であるタウリンがドッグフードには含まれていない所です。

人間や犬は自分の体内でタウリンを合成できるので食事から摂取する必要がありませんが、猫は体内で合成できないので食事で補わなければいけないんです。

ドッグフードを食べ続けるとタウリン欠乏症となり、失明してしまったり心臓の疾患を引き起こす可能性があります。

犬用とか猫用と謳われているのにはちゃんと理由があるんですね。

 

4-4:鶏や魚の骨

これは想像しやすいかなと思いますが食道や胃で刺さっちゃうリスクです。

ただよく考えてみると肉食の猫は元々ネズミや魚などをそのままバリバリ食べていた訳で、食べ慣れている猫であればそれほど心配せずとも上手に骨まで食べる事ができると思います。

ただ普段キャットフードばかり食べている猫はいきなり食べ慣れない骨を食べると刺さっちゃう事があるかもしれません。

余計な心配を増やさない為にも骨付きの鶏肉や魚は与えないようにした方が良いかもしれませんね。

 

4-5:ハム・ソーセージ・かまぼこ

人間用の練り物全般に言える事ですが、塩分や添加物の取り過ぎになってしまう事が一番の問題点です。

食べてスグに異常が出るという事は無いと思いますが、蓄積していくと塩分過多により腎臓病を引き起こす原因になります。

どうしても与えたい場合は人間用ではなく、猫用のソーセージやジャーキーなどが販売されていますのでそれを与えるのであれば問題ありません。

 

5.食べてはいけないものその5:飲み物

コーヒー

ここまでは猫が食べてはいけない食べ物をお伝えしてきましたが、飲み物にも与えてはいけないものがあるんです。

液体の方が成分の吸収率が高くよりリスクが高いケースもありますので注意しましょう。

 

5-1:ココア

ココアにもチョコレートの所でもお伝えしましたカカオに含まれる「テオブロミン」と言う成分がある為、摂取する事で嘔吐、下痢、不整脈や重篤化すると昏睡状態になってしまうリスクがあります。

しかも同じ分量で考えるとチョコレートよりもココアの方が「テオブロミン」の含有量が数倍高く、ある意味チョコレートよりもリスクが高いと言えます。

 

5-2:緑茶・紅茶・コーヒー

緑茶・紅茶・コーヒーに共通している猫に悪影響のある成分はカフェインです。

カフェインの含有量は下記の様になっており、猫のカフェインによる致死量は1kgあたり150mgと言われていますので少し飲んでしまったからと言ってすぐに影響が出るわけではないと思います。

一般的な飲み物150mlあたりのカフェイン含有量

・コーヒー :100mg
・抹茶   :45mg
・ココア  :45mg
・緑茶   :30mg
・紅茶   :30mg
・ウーロン茶:30mg
・コーラ  :15mg

ただ体の小さな子猫などは少量でも頻脈や興奮状態、痙攣などという症状を引き起こす可能性があります。

更に緑茶や紅茶にはシュウ酸も含まれている事が分かっており、ほうれん草などと同じように尿路結石のリスクが高くなります。

 

5-3:牛乳

猫に牛乳が悪影響と言うと驚く方が多いのですが、悪影響の理由としては母猫の母乳と牛乳とでは含まれている乳糖量が違うからなんです。

牛乳に含まれる乳糖量は母乳よりも多い為、乳糖を分解する為の「ラクターゼ」と言う酵素が体内に少ないにゃんこの場合、牛乳を飲むと下痢してしまうのです。

人間でも牛乳飲むとお腹が・・・って方いますよね?あれと同じです。

更に牛乳は栄養価が高いので高脂質とも言えます、与え過ぎは肥満につながるリスクがあるんです。

ただ牛乳が好きなにゃんこもいますし水分補給にもなりますので、下痢や嘔吐などのアレルギー反応がない場合は低脂肪や乳糖ゼロの猫用ミルクをあげるようにしましょう。

 

6.猫が食べてはいけないもの20選【保存版】のまとめ

ペロ

猫が食べてはいけないものをお伝えしましたが、既に知っていたものや知らなかったものなどあったと思います。

大切なのは「何故食べてはいけないのか?」と言う理由だと思いますので、そのポイントを理解したうえでしっかりと見極めましょう。

何かあってからでは「知らなかった」では済まされない事もあります。

通常はちゃんとしたキャットフードを与えている場合はそれだけで必要な栄養素はまかなえるはずですが、「たまには嗜好品もあげたいな~」と思いますよね。

猫用と謳われてないものを与える時は「猫が食べてはいけないもの」じゃないかという事を調べてから与えるように癖付けをするようにしましょう。

逆に「どのキャットフードを与えたらいいのかな?」と思った時はコチラを参考にしてください。

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