この記事では大人気の猫種である「アメリカンショートヘア」について、その特徴や性格などをお伝えしていきます。
「アメショー」と略称で呼ばれる事も多いですが、シュッとしていてイケメン君や美人さんが多いですよね。
その飼いやすさから日本でも1990年代後半頃ぐらいから人気が出始めて、現在ではごく一般的な猫種として定着しています。
アメリカンショートヘアの歴史
アメリカンショートヘアは名前に「アメリカン」と付いていますが、その歴史は17世紀のヨーロッパから始まったと言われています。
当時、イギリスから新天地を求めてメイフラワー号が出発する際にネズミ対策として猫をお供に乗せていきました。
アメリカンショートヘアは働き者なのね。
イギリスにいた頃は「ブリティッシュショートヘア」と呼ばれていましたがアメリカに上陸した後は「ドメスティックショートヘア(国内の短毛種)」となり、その後1966年に「アメリカンショートヘア」と変更になりました。
アメリカンショートヘアの特徴
アメリカンショートヘアの特徴は何と言ってもマーブルな「タビー模様」ですよね。
おでこの「M字模様」や目の横から後ろに伸びる「クレオパトラライン」が特徴的です。
ただ一般的なシルバークラシックタビー(銀地に黒の渦模様)以外にも色々な毛色のアメリカンショートヘアがいます。(白、クリーム色、赤、茶色、青、縞模様の無い単色の子もいます)
単色のアメリカンショートヘアは珍しいね。
猫種としては中型でそれほど大きい訳ではありませんが「骨太・筋肉質」なガッシリボディでネズミを捕るハンターとしての能力が高いです。
アメリカンショートヘアに多い性格
続いてアメリカンショートヘアに多い性格を見ていきましょう。
・好奇心旺盛
・社交性が高い
・おおらかで物静か
元々ワーキングキャットとしてのルーツがあり、子猫の内は特にとても好奇心旺盛です。
社交性も高いので知らない人にもあまり人見知りせずにすぐ慣れる事も多いようです。
こんな性格もアメリカンショートヘアが飼いやすいという事で人気の理由の一つになっているのではないでしょうか。
アメリカンショートヘアに多い病気
アメリカンショートヘアに多いと言われる病気を見ていきましょう。
肥満
アメリカンショートヘアは骨太・筋肉質な体なので、病気と言うよりも太りやすい体質なので肥満のリスクが高い傾向にあります。
肥満によって思うように動けなくなるとストレスを溜める様になってしまうので、体系維持の為の「食事の管理」と運動不足解消の為に「一緒に遊んであげる」様にしましょう。
ストレスを溜めたり肥満になるとそこから色々な病気にかかりやすくなりますからね。
肥大型心筋症
元々、心筋症は猫に多い病気で「何故多いのか?」と言う原因はよく分かっていませんが一番比率が多いのが肥大型心筋症です。
これは心臓の筋肉が異常に厚くなってしまいポンプ機能を正常に果たせなくなってしまう病気です。
心臓内の血流が乱れる事で血栓ができ、それが心筋梗塞を引き起こしたり後ろ脚の付け根の血管で詰まってしまうと後ろ足の麻痺や壊死を起こします。
まとめ
アメリカンショートヘアは見た目も愛らしく、とても飼いやすい猫種なので人気があるのも納得ですね。
今まで猫を飼った事がない方が初めて飼う猫としてもオススメです。
触れ合う機会があったら一緒に遊んでみると、その魅力に気づくと思いますよ。
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