猫のアゴに黒いポツポツした汚れの様なものを見た事ありませんか?
最初はあまり気にしてなかったんですが範囲が広がってきている気がして、ちょっと調べてみると「なに?猫ニキビだと?なんじゃそりゃ?」となりました。
猫にできやすいものなので何が原因でできるのか、予防するにはどうしたらいいのかなどまとめてみました。
猫のニキビの原因とは?
猫のニキビは何故できるのか?
その原因がわからなければ防ぎようもありませんので、考えられる原因を考えていきましょう。
皮脂の詰まり
まず猫のニキビの一番の原因にあげられるのは皮脂の詰まりです。
猫には皮脂腺と言う分泌腺があり、アゴや目と耳の間、尻尾の付け根などに特に多く集まっています。
猫ってよくスリスリしたりお尻を擦り付けて来たりしますよね?あれって皮脂腺から出る匂いを付けてマーキングしているんです。
この分泌物が過剰に出ると詰まってしまい、黒い汚れの様になってしまうんです。
毛づくろいができない
更にアゴは猫が自分で毛づくろいができない場所な為、他の場所よりもニキビができやすくなってしまいます。
他の場所は自分できれいにできる分、ニキビもできにくいって事ですね。
雑菌の繁殖
猫のニキビの原因の3つ目が雑菌の繁殖です。
例えばウェットフードを食べた時にアゴが汚れてしまったり、水を飲んだ時にアゴが濡れたままになってたりすると雑菌が繁殖しやすくなります。
食器がプラスチック製だと細かい傷などで菌が繁殖しやすいので、その菌がアゴにうつってニキビの原因になりやすいです。
猫のニキビができると
猫のニキビができるとどうなるのか?
進行状況によってももちろん違いますが、猫のニキビはどんな症状が出るのか見ていきましょう。
猫ニキビはうつる?
結論を先に言ってしまうと他の猫や人間にはうつりません。
菌が原因の場合は100%うつらないとは言い切れませんが、ほぼほぼうつらないと思っていて大丈夫だと思います。
多頭飼いの方は他のにゃんこにうつらないか心配でしょうがご安心ください。
猫ニキビの症状は?
猫のニキビはかゆいのですか?とよく質問されますが、症状が軽いうちはにゃんこ本人はあまり気にしてないようですね。
ちなみにうちのゆっちゃんも以前、軽い猫ニキビが出ていたので軽症だとこんな感じと言う写真を載せておきます。
アゴの下に黒いポツポツが見えますよね。
この程度だときちんと対策してあげれば病院に行くまでもなく治せるレベルだと思います。
猫ニキビが悪化すると?
これがもっと症状が進んでしまうとアゴの毛が剥げてしまったり、皮膚が炎症を起こしてしまったりします。
こうなるとかゆみが出てきて「掻く→傷ができる→化膿する」と言う悪いサイクルにはまります。
こうなってしまうと自宅で治すのは難しいので、病院で治療してもらいましょう。
猫のニキビを防ぐには?
猫のニキビは悪化する前に治したいですし、できる前に予防したいので、その為にはどうすればいいのか見ていきます。
それぞれの原因にあった対策をして防ぎましょう!
清潔にする
これ重要です。
にゃんこが自分で毛づくろいできないので、飼い主さんがきれいにしてあげると結構すぐに治ったりします。
ぬるま湯で濡れタオル(あまりびちゃびちゃはダメなので軽く絞ってね)や濡れコットンを作り、優しく拭いてあげましょう。
ガリガリこすっちゃうと逆効果なので、優しくですよ。
食器を変える
プラスチックの食器は目に見えない細かな穴や傷があって、そこで細菌が繁殖する事があります。
もしプラスチック製の食器を使っているのであれば、陶器の食器に変えるとすぐに治ったりする事もあります。
あと食べたり飲んだりする時にヒゲが当たらない様に広めの器が良いみたいですね。
うちはコレに変えてから水をよく飲むようになりました。
猫のアゴの黒いポツポツは何?猫ニキビの原因と予防法とは?のまとめ
猫のニキビは原因を考えて対処してあげると簡単に治せる可能性があります。
ポイントは「こまめに清潔に」ですね。
悪化してしまうと見ていてとてもかわいそうなので、酷くなる前に対策を打ってあげましょう。
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