猫を保護した時にやることマニュアル

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猫を保護した時にやることマニュアル

Twitterを見ていると「猫が脱走した」ってのも多いですが「猫を保護した」って投稿も多いですよね。

でも多分いきなり自分がその状況になったら結構慌てるだろうな~って思ったんです。

保護した猫の年齢によってもやることが変わってくるし、既に先住猫を飼っている方なのか猫を飼った事のない方なのかによっても問題になってくるポイントが違ってきますよね。

そんな時に慌てなくてすむ様に色々なケースを想定して、猫を保護した時にやることマニュアルを作ってみました。

 

 

1.やること1:保温

横たわる猫

どの様な環境で猫を保護したのかによりますが、まず考えるべきは「猫の保温」です。

親猫がそばにいる様であればその辺もちゃんと守られていると思いますので、親猫がいないか周りも確認してみましょう。

親猫ごと保護する必要がある場合もあると思いますし、親猫がいれば子猫を保護する必要がない場合もあると思います。

状況を見て判断しましょう。

 

1-1:サイズに合わせた温度で

猫のサイズによって保温する際の適温が変わってきます。

子猫の場合は自分で体温調節ができないので、成猫よりもより慎重に管理してあげなくては低体温などで死んでしまう事もあります。

雨の日に保護したなどで体が冷え切っているなど緊急の場合は36度前後のお湯で温める場合もあります。

その様な緊急事態でなければタオルなどで保温してあげるのが良いでしょう。

ストーブやドライヤー、カイロなどは火傷や低温火傷のリスクがありますので様子を見てあげましょう。

 

1-2:先住猫からは隔離を

保護をした時に既に先住猫が家にいる場合は落ち着くまで接触しない様に隔離しましょう。

理由は二つあり

・お互い警戒したり興奮したりと言ったストレスを避ける為
・保護猫が感染症に感染している可能性もあり感染を防ぐ為

特に2つ目の理由はとても重要ですので病院で診てもらうまでは対面させない様にしましょう。

 

1-3:お風呂はNG

保護した時に汚れている猫も多いと思いますが、お風呂は大変なストレスを猫にかけてしまう可能性があります。

お風呂は落ち着いてからでも入れる事は出来ますし、低体温で緊急の場合を除いて入れない様にしましょう。

濡れタオルを絞って拭いてあげるだけでも結構きれいになります。

多少の汚れよりもストレスを掛けない事を優先してあげましょう。

 

2.やること2:病院

ベンチの猫

保護して一段落したら病院へ連れていきましょう。

猫を飼った事がない方は全てが初めての事で不安も沢山あると思います。

獣医さんは病気についてだけではなくお世話やしつけ、ご飯など色々な事を相談できる相手だと思いますのでわからない事は何でも聞いちゃいましょう。

 

2-1:健康状態の把握

病院ではまず第一に健康状態を確認してもらいます。

年齢や性別はもちろんですがノミやダニは付いていないか?感染症にかかっていないか?これからその保護猫を飼うのであれば予防接種をしてもらう事も必要です。

食事や水分をちゃんと取れていない状態で保護する事も多いと思いますので、栄養状態や脱水状態になっていないか等もみてもらいましょう。

 

2-2:マイクロチップ

保護した猫が必ずしも野良猫だとは限らず、実は飼い猫だった猫が脱走したと言う可能性もあるんです。

最近はマイクロチップをつけている猫も徐々に増えてきていますので、マイクロチップの確認もできる動物病院であればチェックしてもらえるので一石二鳥ですね。

 

2-3:状況によって救急病院へ

猫を保護するのが日中とは限りません。

夜間や休日など通常の動物病院があいていない時間の可能性もあります。

ぐったりしているなど緊急の場合はネットで「動物病院×緊急×地名」で検索してみましょう。

遠方で行けない場合でも電話で相談することは出来るので、応急処置のアドバイスをもらいましょう。

 

3.やること3:餌

子猫の兄弟

猫を保護した時は満足に食事ができていないケースが多いと思います。

何を与えるかは猫のサイズによって大きく変わってきますし、与えてはいけないものもあります。

今まで猫を飼った事がない方は何をあげればいいのか迷うところだと思いますのでしっかりチェックしましょう。

 

3-1:牛乳はNG

私が小学生の頃、近所にいた野良猫に牛乳をあげた記憶があります。

当時は「トムとジェリー」の影響で猫はミルクを飲むものだと言う固定概念があったんです。

ただ牛乳に含まれる乳糖量は母乳よりも多い為、乳糖を分解する為の「ラクターゼ」と言う酵素が体内に少ないにゃんこの場合、牛乳を飲むと下痢してしまうのです。

猫にミルクを与える時は猫用のミルクを与えるようにしましょう。

生後間もない子猫の場合は哺乳瓶やスポイトが必要なケースもあると思いますので用意してあげましょう。

 

3-2:離乳食期

生後1か月を過ぎた頃から離乳食を食べる事ができる様になります。

ミルクからウェットフードやドライフードをふやかしたものに変えてあげましょう。

最近はホームセンターやコンビニでもキャットフードを取り扱っている所が増えていますので急遽入手する場合も対応しやすいですね。

 

3-3:ドッグフードはNG

既に犬を飼っている方が猫を保護した場合に注意した方が良い所です。

ドッグフードが猫にとって毒になる訳ではないので、食べてすぐにどうこうという訳ではないのですが後々問題が出てくる可能性があります。

問題と言うのは猫の必須アミノ酸であるタウリンがドッグフードには含まれていない事です。

人間や犬は自分の体内でタウリンを合成できるので食事から摂取する必要がありませんが、猫は体内で合成できないので食事で補わなければいけないんです。

ドッグフードを食べ続けるとタウリン欠乏症となり、失明してしまったり心臓の疾患を引き起こす可能性があります。

 

4.やること4:トイレ

ひょっこり猫

腹ごしらえも済んだら次はトイレです。

生後間もない子猫は自分で排泄できませんので、通常は母猫にサポートしてもらいます。

ただ母猫がいない場合は・・・あなたの出番です。

 

4-1:母猫の代わりに

母猫の代わりにサポートしてあげる場合はガーゼやコットンなどをぬるま湯で湿らせ、子猫の肛門周辺を優しくトントンと刺激してあげましょう。

生後1か月もすれば自力で排泄できるようになると思いますが、それまでは気にかけて様子を見てあげる必要があります。

 

4-2:タオルや新聞で代用

自力で排泄が出来る様になったらトイレをしつける様にしましょう。

初めはトイレの中でお尻を刺激してあげると上手くできると思いますし、一度ニオイがつけば次からは自分でトイレに入る様になっていきます。

トイレは猫砂を用意してあげたいところですが、保護したばかりの時など急遽だった場合は新聞紙を細かく裂いたもので代用する事もできます。

 

5.やること5:里親

切り株と猫

最後に自分で育てる事ができない場合は、里親を探してあげましょう。

最終的に里親を見つけてあげるところまでが保護したあなたの責任になってきます。

 

5-1:ネット・SNSの活用

里親探しで最初にぱっと思いつく方法は最近だとネットやSNSの活用ですね。

Twitterやブログで里親を募集している方の投稿をよく見かけると思います。

ただ中には悪質な人もいて虐待目的で猫を引き取る様な輩もいるので、実際に譲渡する際は慎重に事を進めなくてはいけません。

 

5-2:丸投げはNG

そして各地域にある動物愛護団体に丸投げしようとする方も多いようですが、キャパシティの問題もある中で丸投げは受けていない動物愛護団体が多いようです。

「猫を拾ったから預かって欲しい」ではなく「里親探しを手伝って欲しい」という事であればどの団体も全力で協力してくれると思います。

それだけ猫を助ける事、保護する事は責任を伴う事だという事です。

 

6.猫を保護した時にやることマニュアルのまとめ

寝てる猫

予期せぬタイミングで猫を保護する事になった方は結構多いと思いますし、その様な場面はこれからも沢山出てくると思います。

そんな時に慌てない様に予習をしてイメージしておく事は重要です。

自分が関わった小さな命を繋いでいける様に責任を持って行動しましょう。

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