今回の人気の猫種はスコティッシュと同じく丸い顔が特徴的な「ブリティッシュショートヘア」についてお伝えしていきたいと思います。
最近はアメショーやロシアンブルーなどのシュッとした顔の猫種も人気でしたが、ブリティッシュショートヘアやスコティッシュの様な丸顔の猫種も寝強い人気です。
ブリティッシュショートヘアはとても古い歴史を持っている猫種なんですよ。
不思議の国のアリスに出てくる「チェシャ猫」のモデルになったのもブリティッシュショートヘアと言われてますね。
そんなブリティッシュショートヘアの歴史や特徴、性格などを詳しくお伝えしていきます。
ブリティッシュショートヘアの歴史
ブリティッシュショートヘアの歴史は2世紀頃まで遡りますが、古代ローマがイギリス(グレートブリテン島)へ侵攻する際に連れてきた猫だと言われています。
イギリスで最も古い歴史を持つ猫と言われていて当時はネズミ捕りの為のワーキングキャットとして重宝されていた様です。
その頃からネズミは食べ物を食い荒らしたり伝染病の感染源として厄介な害獣だったのでブリティッシュショートヘアが大活躍したのね。
その後、大きな戦争があった時は他の猫種と同じ様にブリティッシュショートヘアも絶滅の危機がありましたがロシアンブルーやペルシャ猫と交配する事で生き残っていきます。
ブリティッシュショートヘアの特徴
ブリティッシュショートヘアの特徴と言えば丸顔とロシアンブルーの様なグレーの被毛です。
顔だけではなく体も丸みを帯びていてガッチリした骨太な見た目ですが、動きは意外と俊敏です。
こんな所にもワーキングキャットとしての名残が残っているんです。
今は被毛に関してもグレーっぽいブルーソリッドだけでなくブラックなど色々な色がありますね。
短いですが密集して生えているので寒いイギリスの冬でも大丈夫なんですね。
ただペルシャ猫との交配から稀に長毛な子が生まれる事がありました。
イギリスでは認められていませんが2009年にはアメリカの猫種血統登録団体TICAで「ブリティッシュロングヘア」と言う新たな猫種として登録されています。
ブリティッシュショートヘアに多い性格
ブリティッシュショートヘアに多い性格を見ていきましょう。
・穏やか
・甘えん坊
・利口
ブリティッシュショートヘアは穏やかで賢い事から多頭飼いに向いている猫種と言われています。
鳴き声も無駄鳴きはあまりなく声もちっちゃい子が多いみたいです。
マイペースで留守番も得意な子が多いらしい。
ブリティッシュショートヘアに多い病気
ブリティッシュショートヘアに多いと言われる病気を見ていきましょう。
血液型に要注意
人間と同じ様に猫にも血液型がありますが7~8割の猫はA型で、B型の血液型の猫は2割ぐらいでかなり少数派と言われています。
ですがブリティッシュショートヘアに限って言うとB型率がかなり高く50%前後はB型と言われています。
ですからケガや手術で輸血が必要になった場合にB型の子は輸血できる血液が用意できないケースもあり得るという事なんです。
ブリティッシュショートヘアの場合は万が一の時の為に何かのついでの際に血液型を調べておいた方が良いかもしれませんね。
まとめ
穏やかで賢いブリティッシュショートヘアは手がかからない子が多いので初めて猫を飼う方にもオススメですね。
歴史の長い猫種なので遺伝性の病気が少ないと言う特徴もあります。
平均寿命も14歳~17歳と平均寿命の15歳よりも長めなので長く一緒に暮らす事もできそうです。
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