今回の人気の猫種は「エキゾチックショートヘア」の特徴や性格などを詳しくお伝えしていきます。
「エキゾチックショートヘア」と言えばなんと言ってもブサカワな顔が特徴的ですよね。
「エキゾチックショートヘア」は顔以外にも色々な特徴があるんですが、あまり知られていない事もあるのよね。
では詳しく見ていきましょう。
エキゾチックショートヘアの歴史
エキゾチックショートヘアはペルシャにアメリカンショートヘア等の短毛種の猫を交配して作られました。
エキゾチックショートヘアの歴史は１９６０年代から始まっているので、比較的新しい猫種と言えます。
当初は銀色の毛色のみとしていたので「スターリング」と呼ばれていましたが、他の毛色も増えてきた事でエキゾチックショートヘアと呼ばれる様になりました。
まだ新しい猫種なので長毛な子が生まれる事もありますが、エキゾチックロングヘアとして登録されたりペルシャとして登録されたり団体によって違うようです。
エキゾチックショートヘアは顔がペルシャと似ているのに短毛で毛の手入れがそれほど必要ないので、「パジャマ姿のペルシャ」や「横着者のペルシャ」等と呼ばれる事もあります。
エキゾチックショートヘアの特徴
エキゾチックショートヘアは毛が短いところ以外はペルシャと似ています。
ずんぐりした体や丸くて大きな目、頭も丸く潰れた鼻は小さめです。
毛は短いですがダブルコートでフカフカしてますよ～。
毛色はホワイト、ブルー、クリーム、レッド、各色のタビー、バイカラーや三毛、スモークなど色々なカラーがあります。
エキゾチックショートヘアに多い性格
続いてエキゾチックショートヘアに多い性格を見ていきましょう。
・マイペース
・甘えん坊
・穏やか
性格的には穏やかでとても飼いやすい子が多いのが特徴だと思います。
小さい子供がいたり他の猫と一緒に生活するのも苦にならない、大らかな性格の子が多いようです。
抱っこも大好きで他の猫は嫌がるお風呂や爪切りも嫌がらない子も多いようです。
エキゾチックショートヘアに多い病気
エキゾチックショートヘアに多いと言われる病気を見ていきましょう。
エキゾチックショートヘアはペルシャから色々な資質を受け継いでいますが、ペルシャに多い病気についても残念ながら受け継いでしまいました。
流涙症
流涙症とは常に涙があふれている状態から涙やけを起こしている病気です。
エキゾチックショートヘアもペルシャと同じ短頭種なので遺伝的に「眼瞼内反症」などになりやすく、それが原因となって流涙症になりやすいと言われています。
眼瞼内反症とは瞼が内側に反ってしまう事で眼球に触れてしまう病気です。
多発性嚢胞腎症
多発性嚢胞腎症は腎臓に嚢胞が発生する遺伝性の病気です。
左右の腎臓に液体をため込んだ多数の球状の袋（嚢胞）ができ徐々に数を増え、やがて腎臓の正常な組織を圧迫して最終的に腎不全を起こす病気です。
この病気は不自然に今までよりも飲む水の量が増えたり、おしっこの量が増えたり時間が長くかかる（多飲多尿）事で気付く事が多いのでトイレは要チェックですよ。
まとめ
エキゾチックショートヘアは愛嬌のある見た目と飼いやすさから根強い人気がある猫種ですね。
最近になって特に人気が高くなってきてる気がする。
ペルシャの様なこまめなブラッシングはそれほど必要ないので、そこが飼いやすさにつながってるかもしれないですね。
あなたも一度抱っこするとエキゾチックショートヘアの魅力にやられちゃうかもしれませんね。
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