今回の人気の猫種は特徴的なポイントやカラーを持つ「ラグドール」についてお伝えしていきたいと思います。
体も大きめで中~大型猫ですが、ラグドール(ぬいぐるみと言う意味)と言う名前の通り抱っこ好きな子が多いみたいです。
ふわふわでモフモフを抱っこしたい方は注目ですね。
ブルーの瞳で目力があるね。
そんなラグドールの歴史や特徴、性格などを詳しくお伝えしていきます。
ラグドールの歴史
1960年代にアメリカのブリーダーが交配して生まれたのが始まりと言う説が有力なようです。
シールポイントの長毛種を作る為にペルシャとバーマンやバーミーズを交配させたらしいです。
ラグドールのポイントやカラーは特徴的だからスグ分かるよね。
それから2000年にCFAで公認されたので、まだ歴史は浅い猫種ですね。
その後にラグドールの血統から新しい「ラガマフィン」と言う別の猫種が出来たのも有名な話です。
ラグドールの特徴
ラグドールの特徴と言えばやはりふわふわの被毛で色々な模様のパターンと毛色があって、見ていると違う種類の猫の様で面白いです。
でも生まれたばかりのラグドールはみんな真っ白で、生後2週間ぐらいから徐々に模様が出てくるんだよ。
ポイント
ポイントは顔の中心部や手足、しっぽに色が入り、ブルーポイント、シールポイントなど色々な種類のポイントがあります。
ホワイトベースのブルーグレーポイントのラグドールが一番人気の様です。
ミテッド
ミテッドとはポイントにプラスして、おなかや手足に色が入ります。
このアイキャッチの猫ちゃんもそうですが白い靴下をはいている様な手足が特徴的です。
トーティ
ポイントの部分に2つの色が混じり合っているのがトーティです。
この猫ちゃんはクリームとブルーのトーティポイントですね。
リンクスポイント
ポイントの部分が縞模様になっているのがリンクスポイントです。
ブルーリンクスポイントやシールリンクスポイントなど色によって呼び方も変わります。
バイカラー
最後がバイカラーで顔のポイント部分とホワイト部分が逆V字にハッキリと分かれています。
顔の模様が漢数字の八に似ているので「ハチワレ模様」と呼ばれたりします。
ラグドールに多い性格
ラグドールに多い性格を見ていきましょう。
・友好的
・人懐っこい
・大人しい
ラグドールは抱っこ好きな子が多いって事からも分かりますが、人懐っこくておとなしい性格の子が多いです。
あまり激しい遊びも好まない様なので高齢者の方にも飼いやすく人気の猫種です。
私は抱っこがちょっと苦手だけどね。
ラグドールに多い病気
ラグドールに多いと言われる病気を見ていきましょう。
肥大型心筋症
ラグドールはペルシャの血を引いている為、ペルシャに多いとされている肥大型心筋症を発症する可能性が少し高いようです。
肥大型心筋症とは心臓の筋肉が異常に厚くなってしまいポンプ機能を正常に果たせなくなってしまう病気です。
心臓内の血流が乱れる事で血栓ができ、それが心筋梗塞を引き起こしたり後ろ脚の付け根の血管で詰まってしまうと後ろ足の麻痺や壊死を起こします。
毛球症
毛球症とは自分でグルーミングした際に飲み込んでしまった毛が体内で大きな毛玉になってしまう病気で長毛種に多い病気です。
ラグドールは毛量が多く毛が長い子が多いので注意が必要です。
通常はうんちやおう吐して体外に排出しますがうまく出せずに体内で絡まってしまうと毛球症になってしまいます。
毛球症を事前に予防する為には日頃のシャンプーとブラッシングが重要になってきますね。
まとめ
一度抱っこしちゃうとラグドールの魅力に魅せられちゃう方が多い様です。
室内飼いにも向いている猫種なので飼いやすいって事も人気の理由のようですね。
攻撃的な行動を取る事も少ないので、子供がいる家庭や初めて猫を飼うって方にもオススメです。
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