猫の歯周病と慢性腎不全には関連性が?歯磨きしないと大病のリスクが

ね小噺
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猫に多い病気の一つで「歯周病」がありますが、侮っていると「慢性腎不全」の様な大きな病気に発展してしまうかもしれません。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

歯と腎臓って関係あるの?

一見関係なさそうに感じますが実は関係大ありなんです。

しかも歯周病から慢性腎不全へ発展するケースだけでなく、慢性腎不全から歯周病へ発展するケースもある様です。

この記事では「歯周病」についてや「歯周病」と「慢性腎不全」の関連性についてお伝えしていきます。

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猫の歯周病の原因

それではまず始めに猫が歯周病になってしまう原因を見ていきましょう。

主な原因は細菌

猫も人間も歯周病になってしまう原因はほぼ同じです。

口内の衛生状態がとても重要で歯に付着した食べ物のカスなどがあると、それを栄養源にして細菌が繁殖してしまいます。

koo
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そう考えると普段主食として食べさせるキャットフードは「ウェットフード」よりも「ドライフード」の方が歯周病になりにくいと言えます。

人間と同じで食べ物のカスなどが歯と歯茎の隙間の歯周ポケットに残っていると、しっかり歯磨きをしないと中々きれいに取れません。

やがて歯垢となり細菌が繁殖して毒素を出すようになります。

歯周病になるプロセス

急に歯周病になる訳ではなくて段階を踏んで徐々に悪化していきます。

歯垢が長期間放置されていると石灰化して歯石になります。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

この段階では既に細菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こして「歯肉炎」になっているケースが多いみたい。

もっと進行してしまうと炎症は更に深く広くひろがっていき歯茎から出血したり痛みがでる「歯槽膿漏」の状態になります。

さらに悪化すると歯の根っこの部分に膿が溜まり、細菌による炎症で骨や皮膚が溶かされ膿が出てきてしまう事もあります。

こうなる前に対処しなくてはいけません。

猫の歯周病の症状

では実際に歯周病になるとどんな症状が出てくるのか見ていきましょう。

歯周病の症状

・歯茎の腫れや赤み

・口臭が臭い

・歯茎から出血する
・痛みがでる
・よだれが多くなる
・食欲の低下
・歯のぐらつきや抜ける

最初に飼い主さんが違和感を覚えるのが臭いかもしれません。

猫と接した時や猫が舐めた後に強いアンモニア臭の口臭を感じて歯周病に気付く飼い主さんが多いです。

koo
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この臭いも口の中の細菌が原因でこの段階では既に炎症や腫れ、赤みなどの症状がかなり出ているケースが多いです。

猫は犬と違ってあまりよだれの多い動物ではありませんが、歯周病が悪化すると痛みや口の違和感からよだれが増えてきます。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

ここまで症状が進んでしまうと多くの猫は痛みから食欲が低下して食べなくなったり、顔を触られるのを嫌がったりする子が多いみたいです。

歯周病と慢性腎不全の関連性

ここから本題である猫の歯周病と慢性腎不全の関連性について見ていきましょう。

この調査はアメリカの「Banfield Pet Hospital」を中心としたチームで行われ、829か所の病院で慢性腎不全の発症リスクの増加に関連している項目の統計を調べたものです。

その結果、一番関連性が高かったのが「全身麻酔」2番目が「重度の歯周病」でした。

歯周病の原因である細菌や炎症物質が血液に入り込む事で、免疫機能が落ちている猫の場合は腎機能の低下を引き起こしてしまいます。

そして全身麻酔は腎臓のかん流低下により腎臓の組織がダメージを受け慢性腎臓病に発展すると推測されていますが、この全身麻酔を実施した理由の多くは歯周病の予防やデンタルクリーニングを受ける為だった事も分かっています。

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更に歯周病と慢性腎不全の関連性は全てが解明されている訳ではありませんが「慢性腎不全⇒尿毒症⇒歯周病」と言う逆向きの関係性があるとも言われています。

猫の歯周病の治療方法

猫の場合も人間と同じで一度歯が悪くなってしまうと放置しておいて勝手に治るなんて事はありません。

進行状況に合わせた治療をしていく事になります。

スケーリング

スケーリングとは歯石はがしの事で多くの場合、猫が暴れない様に全身麻酔で行われます。

超音波スケーラーなどを使って歯や歯周ポケットに付着した歯石を取り除いていきます。

治療を受ける動物病院によって実施される内容は随分違っています。

・歯石取り
・歯周ポケットのクリーニング
・専用研磨機で歯の表面のデコボコを平らに
・歯をフッ素でコーティング

一般的にこれらのメニューがあって、どこまでやってくれるのかを事前にしっかりと確認しておきましょう。

投薬

腫れや炎症と言った症状が出ている場合はスケーリングだけでは対処できず、投薬治療も行う事が多いです。

細菌を抑える為の抗生剤や免疫力アップの為のサプリメント、もっと症状が重い場合はステロイド剤を使う事もあります。

抜歯

歯茎の損傷が激しい場合は歯がグラグラしたり歯茎が下がって歯の根元が露出していたりして、歯を抜かなければいけないケースもあります。

歯を抜いてしまうと食べる物も制限されてしまいますし、できれば他の方法で治せるのが一番ですが最終手段で抜歯をする事もあります。

猫の歯磨き

猫の歯磨きって難しいですよね・・・。

うちのゆっちゃんも爪切り以上に嫌がります。

やっぱり小さい時から日課にして慣れさせておかないと、なかなか難しいんでしょうね。

koo
koo

人間用の歯ブラシは固すぎて逆に歯茎を傷める事になってしまうので使わない様にしましょう。

猫用の歯ブラシも売っていますが指にガーゼを巻いて歯を擦ってあげるだけでも随分効果がありますので、試してみて一番ストレスが少なく続けられそうな物を使うのが良いと思います。

それでもやっぱり抵抗されて歯磨きが難しいと言う方もいると思うのでそんな方にオススメなのがコチラ。

これは噛む事で歯垢などを落としてくれるデンタルおやつで、動物病院や獣医さんでオススメしている方もちらほら見かけますね。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

フリーズドライの魚が主原材料なので気に入るにゃんこも多いはず。

なかなか歯磨きが難しい方はお試しあれ。

まとめ:こまめにチェックしてあげよう

慣れないと口を触るのも抵抗されて一苦労だと思いますが、慣れてくると唇をめくって歯茎のチェックぐらいは出来る様になると思います。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

こまめにチェックして早く異常に気付いてあげる事が重要ですよ~。

koo
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普段からスキンシップを取ってあげる様にしましょう。

ね小噺
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