皆さん猫の保険の比較方法って知ってますか?
人間も猫も同じですが保険って複雑で比較するのが難しいですよね?
詳しい人に教えてもらえば「なるほど!」と思いますが、あまり使う機会も多くないし「イマイチ正解がわからない」と思っている方は多いと思います。
色々な「ランキング」や「オススメはこれ!」というサイトは多いですが、その人の考え方によって「一番合っている保険」も変わってくると思うので一括りに順位はつけられないはずなんです。
ですから何の根拠もないランキングサイトに勧められて保険に加入するのは危険です。
良くあるのは、いざ使おうと思ったら「思っていた内容と違う」という事に気付いて、切り替えようと思った時には「もう病気しているので切り替えできない」ってパターンです。
この記事ではそんな事にならない様に「どんなポイントに注目して猫の保険を比較すれば良いのか?」について詳しく解説していきます。
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猫に保険は必要なのか?
猫の保険を比較する前に必ずと言って良いほど話題になる疑問です。
ですからまずは「どの様な理由で保険が必要なのか?」について考えていきましょう。
猫の平均寿命は?
昔と比べると完全に屋内で飼育する方が増えているので、交通事故や他の猫との接触による外傷・感染症のリスクが減っていることから猫の平均寿命は延びています。
一般的なニャンコの平均寿命は大体15~16年ぐらいと言われていますね。
因みにギネス世界記録では38歳と3日と言う記録もあるようです。
これ人間に換算すると168歳ですって!これはちょっと特殊なケースですが結構長生きだと思いませんか?
逆に言うとそれだけ寿命が延びれば長生きリスク(病気やケガで治療する期間が長くなるリスク)が高くなるというのは人間と同じです。
猫に多い病気は?
では具体的にどんな病気にかかる事が多いのか見ていきましょう。
病院にかかる頻度が多いのは「結膜炎/結膜浮腫」と言う目の病気や「外耳炎/外耳道炎」と言う耳の病気が多いようです。
あとは腎不全や心筋症などの循環器系の病気、膀胱炎や尿路結石などの泌尿器系の病気、最近はがんの様な腫瘍も増えているようです。
なんだか人間と同じですね。
特に慢性腎不全のような慢性疾患と言われる病気になってしまうと完治が難しく、長期の治療を余儀なくされるケースがあり治療費の負担が大きくなってきます。
猫の治療費は?
実際どのくらいの治療費がかかるのかイメージしておく事は重要ですので、いくつか例を挙げておきます。
○骨折・・・20万円前後
○尿路結石・・・25万円前後
○去勢・避妊手術・・・1.5~4万円
○異物誤飲・・・15万円前後
人間との違いは猫の場合、健康保険がないので10割負担なんですよね。結構するんです。。。
これらの例はいずれも手術が必要になったケースなので手術なしで治療ができる状態ならもっと安くすむ場合もあると思います。
ポイントはこれらの出費が急に必要になった時に「対応ができますか?」って事です。
人間の保険も同じですが極端な事を言えばお金が沢山ある方は保険なんて必要ないんです。
自分の飼っているにゃんこが目の前で苦しんでいる時に、お金がないから病院に連れていけないなんて想像しただけで最悪ですよね。
入りたくても入れない?
にゃんこが小さいうちは「まだ保険はいいかな~」と言う飼い主さんがたまにいますが、実はそうでもないんです。
確かに歳を追うごとに病気のリスクは高くなっていきますが、子猫や若い猫でも危険はあります。
例えば抵抗力の弱い子猫の死因の第1位は「感染症」です。
そして生まれつき持っている「先天性疾患」は0~3歳までの間にわかる事が多いです。
猫に多い先天性疾患は心筋症や狭窄症の様な先天性心疾患、慢性腎不全と同じような症状が起きてくる多発性嚢胞腎などと言われています。
この様な病気をしてしまうと保険に入りたいと申し込んでも断られてしまったり、或いはすでに発症している病気は対象外ですと言う条件が付いてしまう事が多いです。
その後の治療は長期になる可能性が高いので、金銭的な負担はかなり大きくなる事が確実です。
そうなる前に準備しておく事が重要なんですね。
年齢制限とは?
更に保険会社によって年齢は違いますが新規加入年齢が決まっていますので、「病気の多くなる高齢期に保険に加入しよう!」と思ってもその頃にはもう加入できなくなっているかもしれません。
各保険会社の新規加入上限年齢を比較できる様に表にまとめてみました。
保険会社名/商品名 | 新規加入上限年齢 |
アイペット損害保険 うちの子 |
12歳11か月まで |
アクサ損害保険 ペット保険 |
8歳11か月まで |
アニコム損保 どうぶつ健保 |
7歳11か月まで |
イオン少短 ペット保険 |
生後45日以上 9歳11か月まで |
イーペット少短 e-ペット70・50 |
生後45日以上 10歳11か月まで |
SBIいきいき少短 ペット保険 |
生後2ヵ月以上 11歳11か月まで |
FPC フリーペットほけん |
生後30日以上 8歳11か月まで |
au損保 ペットの保険 |
生後30日以上 10歳11か月まで |
SBIプリズム少短 プリズムコール |
生後60日以上 8歳11か月まで |
日本ペット共済 ペット共済 |
生後60日以上 10歳11か月まで |
日本ペット少短 いぬとねこの保険 |
生後31日以上 10歳11か月まで |
ペッツファースト少短 ペットがいちばん保険 |
7歳11か月まで |
ペッツベスト少短 セレクトBEST |
生後50日以上 12歳11か月まで |
ペット&ファミリー損害保険 げんきナンバーわんスリム |
生後45日以上 7歳11か月まで |
ペットメディカルサポート PS保険 |
生後30日以上 8歳11か月まで |
ペティーナ 猫の保険 |
生後2ヵ月以上 8歳11か月まで |
楽天少短 ずっといっしょ[もっと] |
10歳11か月まで |
リトルファミリー にゃんデイズ |
生後30日以上 満9歳未満 |
こうして比較してみると7~10歳までに加入しないといけない保険会社が多いようですね。
2019年9月17日にアニコムから8歳以上なら何歳でも加入できると言う「どうぶつ健保しにあ」と言う保険が販売開始になりました。
日本初の補償内容なので気になる方はコチラの記事をチェックしてみて下さい。
猫の保険の比較方法は?
それでは本題の猫の保険の比較方法です。
厄介なことに「じゃどの保険にはいったらいいの?」と思った時に選択肢が結構多いです。
このサイトで紹介している保険会社が17社あり(他にもあったらスミマセン)、更に各社2~4プランあったりするので大体の方が検討し始めてすぐに迷いはじめます。
「結局どれがいいんじゃ~!」となる訳ですね。
ここで気を付けなくてはいけないのが安易に「ペット保険比較ランキング」や「これが安くてオススメです」なんて言葉に惑わされてはいけません。
補償の内容が違えば保険料も違って当たり前ですから、安い保険は安いなりの内容である可能性が高いので安いからと言って飛びつくのは危険です。
以前、相談を受けた方の中には「安いと思って加入したら通院の補償が付いてなかった」なんて方もいたので気を付けなくてはいけません。
特に日本人は無類のランキング好き民族ですから、「第1位」となっているとそれだけで良い保険に見えてくるもんです。
でも人それぞれの考え方によって「本当に合っている保険」は変わってくるはずなので比較する際に下記のようなポイントを考えなくてはいけません。
○何を優先するのか?
○気を付けるべきポイントは何か?
○どんな選択肢があるのか?
○本当の保険料はいくらなのか?
選ぶ時の優先順位は?
人間の保険もそうですが猫の保険を考える時に、全てを保険で備えようと思ったらいくら保険料を払っても足りません。
ですので優先順位をつけて「譲れない所」「妥協できる所」を整理して考えなくてはいけないのです。
私が一番重要だと考えるのはやはり長期にわたって沢山の治療費がかかってしまうような病気になった時にちゃんと使える保険である事だと思っています。
ちょこちょこの出費もフトコロ的に痛いのは痛いんですが、大病した時とは深刻度が全然違うと思いますので重篤な病気を重点的に見るようにしています。
慢性疾患の対応とは?
重篤な病気の代表的なものとして慢性疾患があり、その対応は保険会社によって随分違います。
回復する見込みが少なく、長期にわたって保険金を支払う事が目に見えているわけですから、保険会社も条件を提示してくるところが多いです。
一番多いのが「次年度の更新からこの病気は不担保(保険が使えない)とします」と言われてしまうケースです。
病気をした時の為の保険なのにこの病気は対象外と言われてしまっては何の為の保険なの?と言いたくなりますよね。
次に気を付けなくてはいけないのが「もうあなたの保険契約は更新できません」と言われてしまう更新謝絶です。
これ病気のにゃんこがいる状況で言われたらかなり悲しい気持ちになると思います。
各保険会社の慢性疾患の対応がわからないと猫の保険の選び方は語れないと思うので一番最初に見ていきましょう。
パンフレットやホームページには載らない部分なので直接、保険会社に電話で確認を取った結果です。
保険会社名/商品名 | 更新時不担保 | 更新謝絶 |
アイペット うちの子 |
なし | なし |
アクサ損害保険 ペット保険 |
可能性あり | 可能性あり |
アニコム損保 どうぶつ健保 |
なし | なし |
イオン少短 ペット保険 |
なし | なし |
イーペット少短 e-ペット70・50 |
可能性あり | なし |
SBIいきいき少短 ペット保険 |
可能性あり | 可能性ありだが 実例はなし |
FPC フリーペットほけん |
可能性あり | 可能性あり |
au損保 ペットの保険 |
なし | なし |
SBIプリズム少短 プリズムコール |
可能性あり | 可能性あり |
日本ペット共済 ペット共済 |
可能性あり | なし |
日本ペット少短 いぬとねこの保険 |
可能性あり | 可能性あり |
ペッツファースト少短 ペットがいちばん保険 |
可能性あり | なし |
ペッツベスト少短 セレクトBEST |
なし | なし |
ペット&ファミリー損害保険 げんきナンバーわんスリム |
なし | なし |
ペットメディカルサポート PS保険 |
可能性あり | 可能性あり |
ペティーナ ペット保険 |
年2回までに限定 | 可能性あり |
楽天少短 ずっといっしょ[もっと] |
可能性あり | 可能性あり |
リトルファミリー にゃんデイズ |
なし | なし |
私は猫の保険を比較する際にこの項目をとても重要視しているので、ここで早くも半分以下に保険会社を絞りました。
免責の危険性とは?
次に通院した時に大きく影響してくる免責について見ていきましょう。
免責と言うのは自己負担金の事で、この設定金額を超えた部分しか保険が適用できない事になります。
ですから毎回免責金額以内で通院費が収まってしまうと保険からは1円も受取れないという事になってしまいます。
免責の設定があればそれだけ保険料が安くなると言うメリットもありますが、それ以上にデメリットの方が大きいと思いますのであまりオススメできません。
ほとんどの保険会社は免責なしを選択できるようになっていますが、必ず免責がついてしまうのは3社です。
保険会社名/商品名 | 免責の内容 |
イオン少短 ペット保険 |
1傷病につき1回 通院・入院・手術共通で 5000円 |
ペッツベスト少短 セレクトBEST |
1保険期間単位 2万円・5万円・10万円 から選択 |
ペット&ファミリー損害保険 げんきナンバーわんスリム |
1日につき3000円 |
保険金の請求実態を見ると90%以上が通院の請求と言うデータがありますので、せっかく保険に加入していても免責があるとほとんど保険を使えないって事になってしまいそうです。
入院や手術などの大きな病気の時だけでいいと言う方以外は他の保険の方が無難だと思います。
見せかけの保険料に騙されない比較のポイント
そして猫の保険を選ぶうえで保険料も重要なポイントです。
気を付けなくてはいけないのが猫の保険は1年ごとの契約で保険料が毎年変わる保険会社が多いという事です。
子猫のうちの保険料は安かったのに高齢になるにしたがってどんどん値上がりしていくような保険会社もあります。
ですから今現在の年齢の保険料だけ比較しても意味がないという事なんです。
飼っているにゃんこが何歳まで生きるか分かりませんが、長生きした時の事も想定して考えるべきです。
今回は0歳で保険に加入して猫の平均寿命の16歳まで生きたと仮定して保険料を比較していきます。
補償を重視したプラン(70%補償)と保険料を重視したプラン(50%補償)の2パターン作ったのでご希望のプランを参考にしてください。
グラフの下にある保険会社名をクリックするとその保険会社のグラフを(表示/非表示)切り替える事ができますので、気になる保険会社だけにして比較する事ができます。
10歳以降からアイペットとau損保の2社がとび抜けて高くなっていくのがわかります。
これは年間保険料のグラフですが最終的にどちらも月の保険料が1万円を超えてきます。
「今の保険料だけ見て決めてしまうと後で後悔する事になる」という事がよくわかりますね。
下のグラフは0歳から16歳までの合計保険料をまとめたもので、最終的に支払う保険料が一目瞭然です。
保険料重視と補償重視をタブで切り替える事ができるようになっています。
その他の基本的な補償内容とは?
猫の保険の選び方を考えるうえで優先順位の高い項目は一通りお伝えしてきましたが、それ以外の部分でどのような選択肢があるのかを見ていきましょう。
先天性・遺伝性疾患とは?
最初の方でも少し触れましたが「先天性・遺伝性疾患」の対応も保険会社によって違いがあります。
多くの保険会社は補償対象外としていますが対象になる保険会社もありますので確認していきましょう。
保険会社名/商品名 | 先天性・遺伝性疾患の対応 |
アイペット うちの子 |
加入後に発症した場合は対象 |
アクサ損害保険 ペット保険 |
発症した年度は対象だが 次年度以降は対象外 |
アニコム損保 どうぶつ健保 |
加入後に発症した場合は対象 |
イーペット少短 e-ペット70・50 |
加入後に発症した場合は対象 |
au損保 ペットの保険 |
加入後に発症した場合は対象 |
日本ペット少短 いぬとねこの保険 |
発症した年度は対象だが 次年度以降は対象外 |
ペッツベスト少短 セレクトBEST |
加入後に発症した場合は対象 |
ペットメディカルサポート PS保険 |
加入後に発症した場合は 先天性は対象 遺伝性は対象外 |
ペティーナ ペット保険 |
加入後に発症した場合は対象 |
リトルファミリー にゃんデイズ |
加入後に発症した場合は対象 |
ここに記載のない保険会社は全くの対象外としている商品なので、3歳以下の若いにゃんこの場合は注意が必要です。
補償割合とは?
ほとんどの保険会社が50%や70%と言うように補償割合の選択肢があり加入時に選ぶ事ができます。
例えば補償割合70%の保険に加入した場合、病院での治療費が1万円かかると保険金として7000円、自己負担が3000円となります。
保険会社によっては100%の補償を選ぶ事もできるようになっていて、その場合は自己負担なしとなる代わりに保険料が結構高いです。
加入した後で補償割合を変える場合、減らす分にはいいのですが増やそうとすると審査が入るので状況によっては増やせない場合もあります。
保険料との兼ね合いを見て無理のない金額を選ぶようにしましょう。
限度日数・限度金額とは?
これも保険会社によって様々なパターンがあり、すべてを並べて比較すると迷ってしまうパターンに陥ります。
大きく分けると2種類のタイプがあります。
○通院、入院、手術共通で年間の限度金額のみ設定している商品
どちらかと言うと年間限度金額のみ設定している商品の方が融通が利くと思います。
年間の限度日数が20日の保険に加入している場合は、月に2回の通院が1年続く様な慢性疾患の場合は対象外の部分が出てしまうという事です。
保険年度が変わると限度額の枠がリセットされる保険会社が多いですが、中には完治していない長期治療は枠がリセットされないところもありますので気を付けましょう。
年間限度額を使い切ってしまうと契約自体が失効になってしまい、再契約ができない事もあるので高額な請求をする場合は注意しなくてはいけません。
日額・日数限度タイプ
1日の限度金額や年間の限度日数が決まっているタイプの保険会社で7社あります。
アイペット うちの子 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 12000円 | 12000円 |
年間限度日数 | 22日 | 22日 | |
入院 | 限度日額 | 12000円 | 30000円 |
年間限度日数 | 22日 | 22日 | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 15万円 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 |
アニコム損保 どうぶつ健保 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 10000円 | 14000円 |
年間限度日数 | 20日 | 20日 | |
入院 | 限度日額 | 10000円 | 14000円 |
年間限度日数 | 20日 | 20日 | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 14万円 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 |
FPC フリーペットほけん |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 12500円 | 12500円 |
年間限度日数 | 30日 | 30日 | |
入院 | 1入院限度額 | 125000円 | 125000円 |
年間限度回数 ※1入院の 限度日数は無し |
3入院 | 3入院 | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 10万円 |
年間限度回数 | 1回 | 1回 |
SBIプリズム少短 プリズムコール |
|||
補償 | オレンジ | グリーン | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 5000円 | 6000円 |
年間限度日数 | 60日 | 60日 | |
入院 | 限度日額 | 10000円 | 12000円 |
年間限度日数 | 30日 | 60日 | |
手術 | 限度額 | 6万円 ガン9万 |
9万円 ガン15万 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 |
ペットメディカルサポート PS保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 10000円 | 10000円 |
年間限度日数 | 20日 | 20日 | |
入院 | 限度日額 | 20000円 | 20000円 |
年間限度日数 | 30日 | 30日 | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 10万円 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 |
ペッツファースト少短 ペットがいちばん保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 10000円 | 15000円 |
年間限度日数 | 20日 | 20日 | |
入院 | 限度日額 | 10000円 | 15000円 |
年間限度日数 | 20日 | 20日 | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 15万円 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 |
楽天少短 ずっといっしょ[もっと] |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | - | - | |
通院 | 限度日額 | 12000円 | 15000円 |
年間限度日数 | 22日 | 22日 | |
入院 | 限度日額 | 12000円 | 15000円 |
年間限度日数 | 25日 | 25日 | |
手術 | 限度額 | 12万円 | 15万円 |
年間限度回数 | 3回 | 3回 |
年間限度額タイプ
年間の限度額のみが決まっているタイプの保険会社で7社あります。
アクサ損害保険 ペット保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 50万円 | 70万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
イーペット少短 e-ペット70・50 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 60万円 | 60万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
au損保 ペットの保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 70万円 | 98万円 | |
通院 | 年間限度額 | 20万円 | 28万円 |
年間限度日数 | - | - | |
入院 手術 |
年間限度額 | 50万円 | 70万円 |
年間限度日数 | - | - |
SBIいきいき少短 ペット保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 50万円 | 70万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
日本ペット少短 いぬとねこの保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 50万円 | 70万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
ペット&ファミリー損害保険 げんきナンバーわんスリム |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 50万円 | 70万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
ペッツベスト少短 セレクトBEST |
|||
補償 | フィット | ワイド | |
年間限度額 | 50万円 | 100万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
リトルファミリー にゃんデイズ |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 120万円 | 120万円 | |
通院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | - | - |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | - | - |
年間限度回数 | - | - |
その他のタイプ
上記のどちらでもないタイプの保険会社で3社あります。
ペティーナ ペット保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 20万円 | 30万円 | |
通院 入院 手術 |
一請求限度額 | 10万円 | 10万円 |
年間限度日数 | - | - |
日本ペット共済 ペット共済 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 70万円 | 70万円 | |
通院 | 限度日額 | 10000円 | 12000円 |
年間限度日数 | - | - | |
入院 | 限度日額 | 10000円 | 12000円 |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 12万円 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 |
イオン少短 ペット保険 |
|||
補償 | 50% | 70% | |
年間限度額 | 50万円 | 70万円 | |
通院 入院 |
限度日額 | 10000円 | 14000円 |
年間限度日数 | - | - | |
手術 | 限度額 | 10万円 | 14万円 |
年間限度回数 | 2回 | 2回 | |
1回のケガ・ 病気の限度額 |
限度額 | 25万円 | 35万円 |
年間限度日数 | - | - |
保険金支払い事例
ここで実際に私の知人の猫が「膀胱炎・膀胱結石」の治療で支払った治療費を例にあげて、「日額・日数限度タイプ」と「年間限度額タイプ」でどの様に受け取れる保険金の差が発生するのか比較してみましょう。
それぞれ補償内容は下記のとおりです。
・補償割合70%
【通院】
日額上限 10,000円
限度日数/年間 20日
【入院】
日額上限 20,000円
限度日数/年間 30日
【手術】
1回あたりの上限金額 100,000円
限度回数/年間 2回
・補償割合70%
年間補償限度額70万以内であれば日額上限・回数制限など無し
治療状況はコチラの表にまとめていて、支払われる保険金に差がある所は赤字で表示しています。
治療 回数 |
治療内容 | 治療費 | 日額・日数 限度タイプの ペット保険 |
年間限度額 タイプの ペット保険 |
1回目 | X線検査 点滴 尿道閉塞の為 カテーテルを 挿入して導尿 |
通院 36,646円 |
通院 10,000円 |
通院 25,652円 |
2回目 | 尿検査 膀胱洗浄 導尿 |
通院 39,408円 |
通院 10,000円 |
通院 27,585円 |
3回目 | 病院を変えて 超音波検査 導尿 |
通院 31,508円 |
通院 10,000円 |
通院 22,056円 |
4回目 | 点滴 膀胱洗浄 導尿 カテーテル留置 2日間入院 |
入院 41,338円 |
入院 20,000円 |
入院 28,937円 |
5回目 | 点滴 超音波検査 |
通院 6,210円 |
通院 4,347円 |
通院 4,347円 |
6回目 | 膀胱洗浄 導尿 カテーテル留置 |
通院 12,190円 |
通院 8,533円 |
通院 8,533円 |
7回目 | 膀胱洗浄 点滴 |
通院 6,230円 |
通院 4,361円 |
通院 4,361円 |
8回目 | 膀胱洗浄 尿検査 |
通院 4,690円 |
通院 3,283円 |
通院 3,283円 |
9回目 | 超音波検査 膀胱洗浄 導尿 カテーテル留置 |
通院 31,482円 |
通院 10,000円 |
通院 22,037円 |
10回目 | 膀胱洗浄 点滴 |
通院 3,180円 |
通院 2,226円 |
通院 2,226円 |
11回目 | 手術前検査 X線検査 膀胱洗浄 |
通院 30,250円 |
通院 10,000円 |
通院 21,175円 |
12回目 | 膀胱切開手術 X線検査 結石分析 |
入院・手術 148,128円 |
入院・手術 93,203円 |
入院・手術 103,690円 |
13回目 | 抜糸 超音波検査 |
通院 13,142円 |
通院 9,199円 |
通院 9,199円 |
合計 | 404,402円 | 195,152円 | 283,081円 |
かかった治療費が同じでも加入している保険が違うだけで受取れる保険金の差が87,929円も発生しています。
もし手術がもっと高額だった場合はその差はもっと開いていたと思います。
そして既に11日間も通院していますので1年間の通院が20日間しかない日額・日数限度タイプのペット保険は保険期間の満期までに「あと9日しか通院できない事になる」という違いもありますね。
この様な「差」が発生する事もあるのでどの様なタイプの保険なのかという所も保険を比較するポイントになりますね。
保険が使えないケースは?
一部の保険会社で病院に罹ったにもかかわらず、保険が対象外になってしまうケースがあるのでお伝えしておきます。
例えば「なんか最近何日も食欲がないな~」という事で病院に連れていき診てもらっても原因がわからず、「とりあえず水分が取れていないので点滴しときますね」なんてケースはあるあるだと思うのですが、病名がついていないと対象外とする保険会社があります。
ほとんどの保険会社は「何かしらの症状があり、病院が処置をしているなら対象」としていますがそうではない所も何か所かあったのでまとめてみました。
これもパンフレットには載っていない所なので直接保険会社に確認しています。
保険会社名/商品名 | 病名がつかない場合の対応 |
FPC フリーペットほけん |
実際になってみないとわからないので 今はお答えできませんと言う回答 |
SBIプリズム少短 プリズムコール |
症状があれば対象だが 請求する際は診断書が必須 |
ペティーナ ペット保険 |
病名がつかないと対象外 |
賠償の特約は必要なの?
最近は自転車に乗る際も「賠償の保険に加入しましょう!」と言うのが浸透してきているので、何かあった時の為に猫の保険にも賠償の特約を付けた方が良いですか?と聞かれる事が増えてきました。
犬ほどではないにしても猫だって何かの拍子に驚いてお客さんを噛んでしまったり、引っ掻いてケガをさせる事が無いとは言い切れません。
ただ先に結論を言うと「猫の保険に賠償の特約は付けなくてOK」なんです。
これは賠償の保険は必要が無いと言う意味ではなく人間の保険に「個人賠償責任保険特約」を付けた方が良い理由が2つあるからです。
理由その1:既に自動車保険や火災保険などに付いているケースが多く、それで猫の賠償事故も補償対象になるから。
理由その2:人間の保険に付けた場合「示談代行サービス」が付いているから。
この個人賠償責任保険特約はとても補償範囲が広く、いろいろなケースで使う事ができます。
・自宅の屋根から落雪で人にケガをさせた。
・洗濯機からの漏水で下の階に水濡れ損害が発生した。
・子供が自転車で人にケガをさせた。
・スキーで止まりきれず人とぶつかってケガをさせた。
・猫が人にかみついてケガをさせた。
一家に一つあれば家族全員が使えますし、生計が同じであれば別居の未婚の子供も対象になります。
そしてこの「示談代行サービス」が一番大きな理由ですが、簡単に言うと損害額の認定や被害者である相手との交渉を全て保険会社に任せる事が出来るサービスなんです。
猫の保険の場合はこの示談代行サービスが付いていないので、相手との交渉を全て自分でしなくてはいけないので大変なんです。
保険会社からの指示で相手と交渉をするので勝手な話はできませんし、賠償事故の対応を自分でするのはとにかく面倒な作業なんです。
そして人間の保険であれば少なくとも大手と言われる「東京海上日動」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和」「損保ジャパン」あたりは皆、示談交渉サービスが付いているので安心です。
この様な理由から個人賠償責任保険特約については「既に自動車保険などに付いているか確認する」「猫の保険には付けない様にする」この二つを覚えておきましょう。
猫の保険の失敗しない比較方法のまとめ
今までとはまったく逆の発想で「デメリット」から猫の保険を比較して選ぶ方法もあるのでそちらも参考にしてみて下さい。
1万文字を超える長い記事でしたが最後まで読んでいただきまして有難うございます、そしてお疲れ様でした。
でもそれだけ猫の保険を比較する時に考えなくてはいけないポイントがたくさんあるって事だと思います。
もし迷って決めかねている方がいましたらコメントを下さい。
私で良ければ考え方をアドバイスさせていただきます。
私が選ぶとしたら4つのポイントから比較していって「アニコム」「リトルファミリー」の2つに絞りますね。
この2社は安心してオススメできる内容だね。
保険料が圧倒的な安さで年間限度額タイプの「リトルファミリー」と業界ナンバーワン大手で手厚い補償の「アニコム」はどちらもオススメです。
保険の選び方は色々な考え方があるので正解は無いと思いますが、今回ご紹介した4つのポイントをあなたが検討する時の参考にしていただけたらと思います。
ここまで見て頂いて候補を大体2~3社に絞って考えている方が多いと思います。
あとはその数社の保険会社の資料を請求してパンフレットなど見ながら、じっくり検討していけば自分の考え方にあった1社を選ぶ事ができると思います。
たまに最初から5社も10社も資料請求する方がいますが、結局比べられなくて迷っちゃうだけなのでオススメしません。
人間の保険も同じですが全部を保険で備えようと思うとキリがないので、優先順位をつけて考える事が大事です。
もし今現在加入している保険を切り替える場合は注意点がいくつかあるので、チェックしてから切り替える様にしましょう!
コメント
初めまして。
ペット保険に迷ってこちらにたどり着きました。
今回、飼い猫9か月雄がフロアマットの誤飲をして、最悪開腹手術になりそうです。
今回の事は仕方ありませんが、やんちゃな子なので
この先も誤飲をしそうです。
他に既往歴はありません。
手術に特化した保険を考えていますが、どこがいいか全く選びきれません。
アドバイスいただけたら参考になります。
よろしくお願いします。
茶トラの飼い主さん 初めまして。
コメント有難うございます。
猫の保険は複雑でわかりにくいですよね。
私が猫の保険を選んだ時にどの様に考えたのかはこちらの記事にまとめてあります。
https://neko-hanashi.com/neko-hoken-demerit/
こちらを読んでいただいている前提でお話していきます。
ご質問の件ですが
まず誤飲によって病院に罹っているようですが、保険会社によっては保険加入ができない事があります。
「過去〇か月以内に動物病院にて予防以外の目的で診察を受けていますか?」と言う告知がどの保険会社にもあるので、
それに該当しなくなってからでなければ加入できません。
加入できない期間は保険会社によって違いますが私がオススメしている保険会社で言うと
・イーペット・・・3か月
・アニコム・・・・6か月
となっています。
ここをクリアしたとして次に考えるのは補償内容です。
気を付けなくてはいけないのが「保険は病気してしまうと切り替えが難しいもの」という事です。
今は誤飲を心配しているかもしれませんが、若い猫とシニア猫ではリスクの種類が変わってきます。
若いうちは「手術さえカバーされていれば良い」と思っていても、高齢になれば「慢性疾患にも備えておけばよかった」となるかもしれません。
(全然病気にならないかもしれませんが・・・。)
そうなってからでは切り替えは出来ませんので要注意です。
私は「金銭的な影響が大きいもの」に備える必要があると思っているので長期通院が必要な慢性疾患の備えも重視しています。
そこも踏まえた上でもう一度、通院は必要ないのかを検討されると良いと思います。
アニコムには「ぷち」と言う通院が無いプランもあり、保険料は結構安いので
通院補償が無い事をちゃんと理解したうえで選ぶのは問題ないと思います。
ご参考にしてみて下さい。
初めまして。ペット保険が複雑すぎてわからずこちらへ行き着きました。
猫ではなく犬なのですが、もし犬でも教えて頂ける範囲がありましたら教えて頂けると助かります!
来月12才になるマルチーズでヘルニアがあります。年齢的に入れない保険も多いと思うのですが、その中でも少しでも良い保険があれば検討したいと思っています
ぷちさん 初めまして。
コメント有難うございます。
犬に関してはあまりリサーチをしておらず適切な回答ができない可能性があります事をご了承ください。
まず年齢が12歳との事ですが当サイトでご案内している17社のうち2社のみが12歳でも申し込みが可能だと思います。
2社とはアイペットとペッツベストですが補償内容で比較するとアイペットの方が良いように思います。
ただ保険料はかなり高いので加入にあたってはよく検討された方が良いと思います。
更にヘルニアがあるとの事で加入時には告知をしなければいけないと思います。
・何時から何時まで治療しているのか?
・現在は完治しているのか?
・症状や治療内容
などを詳細に確認されると思います。
その上でヘルニアに関しては補償対象外で加入ができるかもしれませんし、加入ができないかもしれません。
こればっかりは申し込んでみない事にはわからないのです。
アイペットの16歳までの保険料は当サイトにも掲載しています(猫ですが・・・)ので今後も含めてどのくらい支払う事になるのかを確認した上で「貯蓄で対応する」のか「保険に加入する」のかを検討されると良いと思います。
ぷちさんの状況ですと敢えて保険に加入しないという選択肢もアリなのかなと私個人的には感じました。
ご参考にしてみて下さい。
とっても参考になりました。
2つの会社しかないということも、逆に絞りやすく、比べやすいので、良いところ悪いところを見ながら検討してみます。
検討といってもヘルニア持ちなので相手の会社から断られちゃう事もあるかもしれないので選ぶ以前の問題かもしれないですが。
本当に助かりました!
ありがとうございました
はじめまして。
5歳♂と、6歳の♀3匹の計4匹飼っているものです。
保険を見直そうと思い、こちらにたどり着きました。
たくさんありすぎて迷っています。
今までは大きな病気はなかったのですが、これから高齢になってくるので、長期治療、慢性疾患、終身など考えすぎてわからなくなりました。
教えてください。
よろしくお願いします。
4ニャンズさん 初めまして。
コメント有難うございます。
「保険を見直そうと思い」とありますが既に何か加入済みの保険があるのでしょうか?
その場合は「保険を切り替える際の注意点」もありますのでそちらも考えなくてはいけません。
こちらを参考にして下さい。
【【重要】猫の保険を切り替える前に4つの注意点を要チェック!】
https://neko-hanashi.com/switch/
それを踏まえた上で続いて保険選びですが、何を重視するかでオススメの保険と言うのも変わってきます。
保険料が安い方が良いとか、補償内容が手厚い方が良いとか、付帯サービスが充実してる方が良いなど・・・。
4匹もいると保険料も結構な金額になってしまうので悩ましい所ですね。
私の場合は1匹しか飼っていないのであまり保険料は考えず、補償内容(特に慢性疾患)を重視して保険を選びました。
私が保険を選んだ時の考え方はコチラの記事にまとめてあるので参考にして下さい。
【猫の保険のデメリットから逆に良い保険を探しだす4つのポイント】
https://neko-hanashi.com/neko-hoken-demerit/
保険選びは正解がないので難しいですが、ご自身が納得して選べる事が大事かなと思います。
こんばんは。
一歳半のペルシャ猫飼っています。
まだ保険にはいっていなく、
悩んでいます。
一歳の時に保護猫としてうちに
連れてきました。
その時に先天性の眼瞼内反症と言われました。
よく病気の事を調べず、知らないまま
うちに連れてきたのですが、
治せるなら治してあげたいと思い
動物の眼科専門の病院で
手術してもらいました。
総額35万はかかりました(;_;)
この病気に関してはどこの保険にも対応されない事は承知しています。
ですがかかった金額にビックリしてしまいました。
なので幅広く、色んな病気に対応される保険を探していて
調べに調べて、日本ペットプラスに入ろうかと初めは思っていたのですが…色々調べてこちらのサイトをみたら凄くわかりやすく、
イーペットの方がいいのかな?と
今は思っています(*_*)
よろしければ、ペルシャ猫にオススメな保険を教えてくださいm(__)m
Mさん 初めまして。
コメント有難うございます。
保護して早々に大変でしたね。
眼瞼内反症は事前に保険に加入できていれば多くの保険会社で補償対象になっています。
ただ今回は先天性という事で既に症状があれば加入は難しかったかもですが・・・。
これから加入する際も前回の手術が告知に該当してしまうと眼瞼内反症が
再発した時に対象外と言う条件が付く可能性もあります。
日本ペットプラスも良い保険ですが少し対象外の疾病が多いのが気になります。
猫種によってのオススメの保険との事ですが私はあまり無いと思っています。
と言うのも犬の場合は
・犬種によって罹りやすい疾患がハッキリ分かれている
・犬種によっての保険料差が保険によってある
という事からこの犬種ならこの病気がカバーされている保険が良いよとか、この犬種ならこの保険が安いよと言うのがあります。
でも猫の場合は犬程は種類によって罹りやすい病気が分かれていない(なんなら全部の病気が補償対象の保険が良いと思います)とか
保険料差もサイズによる差が無い(各保険会社で「猫」と言う1種類の保険料設定しかない)という事から
どの猫種でもイーペットやアニコムは良い保険と言えると思っています。
コチラの記事は私が保険を選ぶ際の考え方をまとめたものですので
まだご覧になっていなければ参考にしてみて下さい。
https://neko-hanashi.com/neko-hoken-demerit/
はじめまして。こんにちは。
7歳のノルウェージャンフォレストキャットの男の子を飼っています。
現在、アニコム保険ワイド50%に加入しています。
年々保険料が高くなるので、見直してみようかと色々検索してみたのですがどれがいいのか分からず…
こちらに辿り着いたので相談させて下さい。
通院だけだと今の保険で十分だと思うのですが(10,000/日)、手術・入院となった場合、手術補償10万では少ない気がしています。
なので年間限度額タイプの保険の方がいいのかなと思いますが、これから高齢になってくるので、、年間通院日数限度のない今の保険のままがいいのか悩んでいます。
すみませんアドバイスお願いします。
fumiさん 初めまして。
コメント有難うございます。
アニコムのワイドタイプに加入されているとの事ですが、
現在は既に売り止めとなっていてもう加入が出来ないので「お宝保険」と言えます。
スタンダードタイプ(20日まで)とワイドタイプ(日数無制限)の違いは通院や入院の限度日数のみです。
そして保険料差はコチラの料金表で確認できます。
https://faq.anicom-sompo.co.jp/faq/show/221?site_domain=default
月で比較するとスタンダードとワイドの差は数百円ですね。
「年間限度額タイプの保険」でオススメできるのは日本ペット一択になってしまいました。
以前はイーペットや楽天もオススメしていましたが商品改定で改悪になってしまったんです。
日本ペットとアニコムを比較すると
保険料 日本ペット>アニコム
補償内容 日本ペット<アニコム
付帯サービス 日本ペット<アニコム
となると思います。
日本ペットとワイドの月額保険料差は年齢によって違いますが7歳で1470円、16歳で2830円の差です。
日本ペットの方が対象外疾病も多いし、プラチナ50%プランだと年間限度額も50万円(治療費で言うと100万円)までになります。
この先、飼っている猫ちゃんが病気をするのかしないのかが分かっていれば選びやすいですが
分からないので正解と言うものはありません。
一つの考え方として「全てを保険で賄おうと思うと保険料はキリがない」という事です。
これは人間の保険を選ぶ時でも同じ事が言えます。
恐らくfumiさんもワイドの50%を選んでいるという事は「全てを保険で賄う派」ではないのかなと思います。
確かに手術の内容によっては10万円では足りないケースも多いかもしれませんが
手術をする事になる可能性自体が低いので、ソコをそこまで万全にしておくべきか?は意見が分かれるところかもしれません。
結局は「何を優先するか?」を自分で決めなくてはいけませんし、決めたらそれは割り切って自分に文句は言いっこなしです。
歯切れの悪い回答ですがfumiさんの考えを整理する為の参考になれば嬉しいです。
ありがとうございます。
やっぱりアニコムワイドをやめてしまうのは惜しいので、このまま続けようと思います。
年齢が上がると保険料の上がり幅も少なくなってきますし…
決心つきました。
ありがとうございました。